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S463

炭素繊維強化プラスチックの破断面観察

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は軽量かつ高強度の材料であり、様々な分野に応用されています。CFRPは炭素繊維と樹脂から構成されており、その破断は樹脂、界面、炭素繊維と進行すると言われています。CFRPの破断面をFE-SEMにより観察しました。

破断面のSEM写真を図1に示します。炭素繊維の長手側面が表面に出ている箇所は、樹脂/炭素繊維界面で破断したと考えられます。炭素繊維の破断が確認された図中□部の拡大写真を図2に示します。

図1:SEM写真(二次電子像)

図1:SEM写真(二次電子像)

炭素繊維の破断面より、図2中矢印部分がそれぞれの繊維の破断の起点と推定されます。

図2:SEM写真(二次電子像)

図2:SEM写真(二次電子像)

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