左：代表取締役会長 松元 豊　右：代表取締役社長 二井 裕之

未来のあたりまえを創造するモノづくりにおいて、分析・評価解析は欠かせない基盤技術です。消費者が安心できる製品づくり、品質や信頼性の向上、環境汚染の低減、カーボンニュートラルといった課題の解決には、関連する素材・原料・製造プロセスの分析・評価解析に基づく原理原則の確立が不可欠と思っております。

1987年、宇部興産（現UBE）株式会社の研究開発部門から独立して誕生した私たち株式会社UBE科学分析センター（USAL）は、この分析・評価解析のプロフェッショナルとして、長年にわたり独自の知見を積み重ねてまいりました。材料の組成構造における微量・微小領域の分析や複合製品の分析など多彩な手法を開発するとともに高度なセキュリティ環境を構築し、自動車・エレクトロニクス・素材等をはじめ多くの分野で受託分析の実績を有しております。

さらに2024年4月、私たちは、大日本印刷株式会社（DNP）とUBE株式会社の合弁会社として新たなスタートを切りました。「素材開発」を強みとするUBEならびに「加工技術」を強みとするDNPによって培われた当社独自の技術で、素材開発から加工・製品化に至る幅広い領域でパートナーシップを構築し、次世代の価値創造に参画できる企業を目指してまいります。