I320
滴定法・重量分析法による高精確分析
各種材料の組成分析や微量元素分析に用いられるICP-AESやICP-MSは、高感度・高精度分析が可能ですが、数%程度のバラツキがあるため、分析目的によっては、十分なデータを提供できない場合があります。
一方、滴定法や重量法は、機器分析と比較して、高精確に定量分析をすることが可能ですが、共存成分の影響を受けやすいため、誤った条件で分析を行うと、非常に大きな誤差を含む分析データを提供してしまう危険性があります。
当社では、各種材料の組成分析(主成分元素分析)の開発を行っており、有効数字3桁で、高精確に主成分元素分析を行うことが可能です。
これまでに開発を行った分析を表に示します。リストに記載されていない材料や分析元素についても、対応できる場合がありますので、お問い合わせください。
分析法 | 対象試料/分析元素 |
---|---|
重量法 | リン酸ガラス中のPの分析 |
重量法 | チタン酸リチウム中のLiの分析 |
重量法 | 炭化珪素中のSiの分析 |
重量法 | ホウケイ酸ガラス中のSiの分析 |
重量法 | ガラス繊維中のSiの分析 |
重量法 | 金属ケイ素の分析(Si) |
滴定法 | チタン酸リチウム中のTiの分析 |
滴定法 | スズ化合物中のSnの分析 |
滴定法 | 硫酸中のSO2の分析 |
滴定法 | 炭酸リチウム中のLiの分析 |
滴定法 | 酸化銅中のCuの分析 |
滴定法 | 塩化カルシウム中のCaの分析 |
滴定法 | ビスマス化合物中のBiの分析 |
滴定法 | 溶液中のKOHの分析 |
滴定法 | 硝酸カルシウム四水和物の純度分析 |
滴定法 | Al化合物中のAlの分析 |