産業用水は、水資源の有効利用の目的で再循環使用が行われますが、そのような使用は微生物にとっては好環境であり、しばしば大量発生してトラブルを引起します。
この場合、微生物を測定して発生源を調査し対策を講じる必要があります。細菌群の全体像を把握する目的で測定されるのが「従属栄養細菌」です。
塗抹平板培養法にて行った測定例を写真に示しました。ここでは細菌の他に真菌(カビ)の一部も検出されました。
写真1:R2A寒天平板培地