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C2001

高速液体クロマトグラフ(HPLC)

1. 装置

メーカー 日本分光株式会社
形式 EXTREMA

2. 特徴

装置外観

溶液試料中の各成分をカラムによって分離し、各種検出器で検出する。フラクションコレクターを使用することで、特定の成分を分取する。

3. 仕様及び性能

最大流量 10mL/min
最大圧力 30MPa
最大カラムサイズ 30×300mm
検出器 紫外可視吸光度(UV)、フォトダイオードアレイ(PDA)、示差屈折率(RI)
UV検出器波長範囲 190〜600nm
PDA検出器波長範囲 190〜900nm

4. 測定試料

溶解性 水また有機溶媒に可溶であること

5. 留意点

定量下限 定量分析を実施の際は、要求される定量下限値について別途相談

6. 応用分野及び適用例

応用分野 適用例
ポリマー中の添加剤の定量 前処理によってポリマー中の添加剤を抽出し、その抽出液についてHPLC測定を行うことで添加剤を定量する。
ポリマー中の残存モノマーの定量 前処理によってポリマー中の残存モノマーを抽出し、その抽出液についてHPLC測定を行うことで残存モノマーを定量する。
特定成分の分取 フラクションコレクターによって、複数成分が混在する試料から特定の成分のみを分取する。分取した成分について核磁気共鳴(NMR)分析などを実施することで、詳細な構造解析を行うことができる。

図:ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)のHPLC測定結果(UV 275nm)

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