B0901
レーザー回折/散乱式粒子径分布測定装置
1. 型式
LA-950V2 堀場製作所製
2. 原理
レーザー光(半導体、LED)を粒子に照射すると粒子から散乱光(回折)が生じます。その散乱光強度と散乱角度の関係を検出し、Mie散乱理論に基づいて粒度分布を算出します。
装置外観
3. 性能
測定原理 | Mie散乱理論 |
---|---|
測定範囲 |
|
測定方式 | フローセル、ミニフローセル、バッチセル、乾式測定 |
使用可能分散媒 | 水、各種有機溶媒 |
分散媒量 | フローセル180ml、ミニフローセル40ml、バッチセル15ml |
光学系 | 半導体レーザー(650nm)、LED(405nm) |
サンプル量 | 10mg〜1g(乾式測定は数g以上が望ましい) |
4. 解析項目
メジアン径、平均径、モード径、累積頻度%径、累積頻度%値 等
5. 応用分野と分析事例
セラミック、触媒、セメント、金属、電池材料、食品
- 電子セラミック粉末原料の粒度分布評価
- 顔料の粒度分布評価
- フライアッシュの粒度分布評価
- カーボンブラックの分散状態評価