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環境製品ブランド「U-BE-INFINITY™」認定品第1弾をリリース

2024年6月27日

UBE株式会社(社長:泉原雅人、本社:東京都港区、以下「UBE」)は、このたび、バイオコンポジット及びリサイクル炭素繊維強化ナイロンコンポジットの2つの新規開発品を環境製品ブランド「U-BE-INFINITYTM」(ユービーインフィニティ)に認定いたしました。UBEグループが展開する「環境貢献型製品・技術」のうち、特に優れた環境貢献を示す開発品や製品・技術に対して当ブランドを付与することで、対象となる開発品や製品・技術の付加価値を高めます。私たちUBEは、「U-BE-INFINITYTM」の普及を通じて、地球環境問題の解決を目指していきます。

今回認定した新規開発品について

1. バイオコンポジット

CO2排出量を削減する木質由来バイオマスを高配合した石化由来代替材料

UBEが開発するバイオコンポジット*は、石化由来樹脂とドライブレンドし、成形加工することで成形性・機械物性を損なわず、容易に製品のカーボンフットプリントを削減するマスターバッチです。一般的な木質系材料で課題であった成形時の金型の汚染やリサイクル性を改善できる特徴を有します。バイオコンポジットのカスタマイズ化・多角化を行い、自動車部材・物流資材・建設資材・家具雑貨など幅広い分野での展開を進めています。

* 2024年5月28日発表の「バイオコンポジット「TorrecotTM」がバイオマスマーク認定を取得」リリースにおいて、本材が第三者認定機関である一般社団法人日本有機資源協会(JORA)よりバイオマスマークの認定を取得したことを発表

2. リサイクル炭素繊維強化ナイロンコンポジット

マテリアルリサイクルされた炭素繊維を原料として利用したナイロンコンポジット

炭素繊維を含む廃棄物は年々増加傾向にあると言われており、その活用方法の確立が大きな課題になっています。炭素繊維を含有する部品から高品質な炭素繊維を取り出す株式会社新菱(社長:土山正明、本社:福岡県北九州市)の技術を採用し、UBEはリサイクル炭素繊維を各種ナイロンへ添加すると共に様々な機能改良を施します。炭素繊維の製造時に発生するGHG排出量の削減だけではなく、部品の軽量化や高機能化により人々の生活におけるエネルギー使用の削減に貢献するコンポジットを実現し、自動車、スポーツ関連などの市場へ供給いたします。

UBEグループでは地球環境問題への取り組みにおいて、GHG排出量の削減に努めるとともに、環境に貢献する製品や技術の開発とその実用化を推進しています。環境貢献型製品・技術、ソリューションをより多くのお客様に提供することで、社会全体の課題である地球環境問題の解決に貢献し、UBEグループが2030年に目指す姿である「地球環境と人々の健康、そして豊かな未来社会に貢献するスペシャリティ化学を中核とする企業グループ」を実現してまいります。

【参考】

環境製品ブランド「U-BE-INFINITY™」について

U-BE-INFINITY Blooming a sustainable future

環境製品ブランド「U-BE-INFINITY™」特設サイトURL:https://www.ube.com/lp/u-be-infinity/

QRコード:読み取ると、環境製品ブランド「U-BE-INFINITY™」 特設サイトが開きます

当ブランドは、海外拠点を含むUBEグループの次世代を担う若手社員が議論を重ねて製作しました。ブランド名には、「UBEはステークホルダーと共に無限(INFINITY)な社会発展を実現する」という思いを込めています。
またロゴマークでは、地球環境問題の解決のため、現状に決して満足せず変化を続けていく決意を様々な色で表現しています。私たちは、「共存同栄」「有限の鉱業から無限の工業へ」という創業の精神のもと、地球環境問題を解決する革新的な製品・技術を生み出し続け、全てのステークホルダーにとって真に無限でサステナブルな未来を目指していきます。

当ウェブサイトに記載のU-BE-INFINITY™及びそのロゴ、コーポレートロゴまたはタグラインロゴは、UBE株式会社の日本ならびにその他の国における商標または登録商標です。

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