UBEグループチャリティコンサートに
体感音響システムを設置

10月8日(日)宇部市渡辺翁記念会館において第10回となるUBEグループチャリティコンサートが行われました。

このコンサートには2012年第5回目からゲネプロ(通し稽古)に、障がいのある子供たちを招待しています。今年度も宇部総合支援学校にご案内し、保護者と一緒に楽しんでいただくことができました。

2013年度からは、日本フィルハーモニーオーケストラ様から紹介を頂き、パイオニア株式会社様の「体感音響システム」を設置することになりました。午前中のゲネプロに聴覚障がいのある生徒5名を招待、2014年度からは本番に大人の聴覚障がい者もご招待するようになりました。

さらに2015年からは舞台に手話通訳が立つようになりました。それまでも体感音響システム席では手話通訳を行なっていたのですが、お客様にも聞こえない人も楽しんでおられることを知ってほしいと思いました。

体感音響システムは写真のように、クッションとポーチとヘッドホンで音を楽しみます。バイオリンのように高い音は聞きとれない人もいますが、体に感じる音(振動)とオーケストラの動きを見て他の観客と同じステージを楽しんでおられます。

今年度はラフマニノフの迫力ある演奏で皆さんに大変喜んでいただきました。「演奏会の迫力ってスゴイですね!」こんな言葉に励まされて、来年も是非ご招待したいと思っています。

毎年お世話になるパイオニア株式会社様のご協力に感謝です。担当の山下さんは手話もお上手で、聴覚障がい者の方と手話でお話しながらヘッドホンと補聴器のカスタマイズをされています。私も日本フィルハーモニーオーケストラという一流の音楽を仕事で聴けるという役得に惹かれながら、来年も楽しみにしています。

「パイオニア身体で聴こう音楽会」のHPアドレスは下記のとおりです。是非覗いてみてください。
http://pioneer.jp/corp/society/contribution/music/karadadekikou/

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